水海山(みずみやま)

ホットスポット名称 :
水海山
住所:
東京都八丈島八丈町
ホットスポットの概要:
  • 標高m、三原山系の中腹に位置する。
  • 富士箱根伊豆国立公園内、自然公園法第三種特別地域
  • 八丈島の水源
  • かつて湖水があったため、水海山と名付けられた。
  • 黒潮の影響による海洋性気候で高温多湿。東京の2倍雨が降り、年間降水量は全国で4位
  • 1950年入植者により開梱されるが、雨や霧が多く困難。1970年には、村落全戸が離農。
  • 島の産業は、クサヤ作り、島焼酎造り、黄八丈などが有名。
事業名:
一般廃棄物管理型最終処分場
事業内容:
  • 事業者は、東京都島嶼町村一部事業組合。
  • 水海山の森林伐採と掘削
  • 17年間、最終処分場として埋立て
事業の目的:

遮水シート、浸出処理施設のない処分場は、焼却灰の受け入れを停止し(厚生省通達)、一般廃棄物最終処分場の適正化を行うため、新たな管理型最終処分場を建設する。

問題の経緯:
  • 1999年、厚生省の通達を受けて「島嶼処分場対策委員会」発足。小笠原村を除く島嶼地域8町村は、いずれも遮水構造がない処分場であるため、新処分場建設の必要にせまられる。
  • 2000年、三宅島噴火により、八丈島に建設することが決定。
  • 2002~2006年、中之郷ゴミ埋立て処分場に隣接する民有地に決定するが、3000名の反対署名と用地買収に行き詰まり2006年断念。同年、町有地であるため買収が容易な水海山を最終候補地とし住民説明会が開催される。
  • 2008年、東京都の環境アセス対象となる50000立法米より1%少ない49500立法米であるため、地盤や水脈の調査が全く行われていないことが明らかになる。
  • 八丈島で最も取水量が多い大川水源より海抜の高い位置、さらに水源との直線距離がわずか2.1kmしかないため、地下水の汚染への不安が高まる。
  • 管理型処分場の立地条件は、地盤が水を通しにくいことであるにもかかわらず、水海山のようなもろくて水を通しやすい火山灰層に処分場をつくる危険性も指摘。
  • 2008年、約4000名の建設凍結を求める署名が出されるが、町議会で採択されず、11月水海山に正式決定。
  • 2010年、環境省の特例(富士箱根伊豆国立公園の特別地域及び特例保護地区内における行為の許可基準の特例)により工事許可が出され、森林伐採が開始される。
  • 2012年、完成。17年間にわたるゴミの埋立てが始まる。
守るべき生物多様性:
  • 普遍的価値のある国立公園内に、ゴミ最終処分場を造ってはならない。
  • 豊かな湧水
  • 緑豊かな景観
  • きれいな水を大量に必要とするトビウオのクサヤ食文化
  • 黄八丈の微妙な色合いは水質が決め手。
現状:
  • 水質汚染の危険性
  • もろい火山層であるため、土砂災害の危険性
  • ゴミを埋めるのではなく、ゴミを出さない循環型の島への転換を課題とした取組みが行われている。
取り組むNGO・市民活動:

八丈島 水海山の緑と水を守る会

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